当院は、新しい人工膝関節置換術手術支援ロボット「ROSA Knee」を導入しました。
膝関節が変形する「変形性膝関節症」の患者さんは、全国で推定約1,000万人いるといわれています。ROSA Kneeはその変形性膝関節症に対する治療法のひとつである「人工膝関節置換術」のサポートに特化し、術後成績の向上が期待できる手術支援ロボットです。手術中にそれぞれの膝に適した軟部組織(骨ではない組織。靱帯など)バランスの評価を反映してより正確に人工膝関節のインプランテーションをサポートする機能が備えられています。よって、ロボットは術者をサポートすることで、より精度の高い手術が可能になることや術後疼痛の軽減や早期機能回復など満足度の向上や長期成績の向上が期待されます。