当院のコンセプトは、しっかり「治す」ということ。たとえばお年を召した患者さんに対しても、痛みの原因を「老化」のひとことで済ませることなく、できるかぎりの治療を行うことが整形外科医院の務めだと考えています。
「治す」ためには、原因を把握することが大切です。機能障害が起きている原因を問診・触診、検査などで追求し、その原因を解消するための治療法を検討します。
また、治療には、膝・腰・股関節・肩・肘・手首といった関節に対しての、
専門とする医師(常勤5名、非常勤7名)があたっています。個々の疾患にしっかりと対応するためには、専門性の高さが求められるからです。
骨に由来しない痛みは、理学療法士が行うリハビリテーションで取り除けることがあります。反面、痛みなどの症状が強く出ていなくても、診察や検査の結果、人工関節置換術などの手術が視野に入ってくる場合もあります。
どのような治療方法を選択するかは、患者さんの置かれている状況(年齢や、どの程度の運動ができるようになりたいかなど)にもよります。当院は、個々の患者さんの要望を聞き取り、以前と変わらぬ生活や運動ができるよう、一人ひとりに合った治療を行うことが大切だと考えています。
医療法人社団JSIでは、疾患の原因を明らかにし、正しく診断するため、臨床医学研究を行っています。このような研究の基礎となるのが、実際に当院を受診された患者様の診療録(カルテ)の情報です。診療録に記録されている医学情報は、病気解明のため、また、将来の医療を向上させるために必要不可欠であり大変貴重なものです。
臨床医学研究に関する
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